2018年05月22日

柔らかさの輪

自分に危害を加える相手から身を守る際に、相手を傷つけてでも身を守らなければいけない状況と、出来れば傷つけずに身を守りたい状況がある。後者については、例えば病などが原因で錯乱した身内を取り押さえる場合等も含む。

後者を想定したとして、正面から無防備に接近すると振り回した手足で殴打される危険があるので、いつも学んでいるように両腕を顔の前に挙げ、柔らかく相手の動きに合わせて接近し、触れた腕を絡めながら背面へ回る。回ったら柔らかく抱きしめるように相手を抑え、相手の動きに付き従い続ける。人によってはこれだけで暴れる気持ちが消えてゆく場合もあり、そうでなければそのまま押し倒すなどして自由を奪う。

後ろに回る側も、暴れる側も練習において経験があるが、柔らかく抑えられ、かつついてこられると、不思議と暴れる気持ちが萎える。暴れる対象、ぶつかる対象を失い拍子抜けするのだ。また抑える側も、ついていくだけ体力のロスがなく、精神的にも落ち着いた状態でいられる。より興奮が強ければ接触云々をお構いなしに暴れまわるだろうが、これは人の精神と肉体の一例として興味深い。

人と人は同調しやすい。柔らかい相手には柔らかくなりやすい。後輩を導く際も、より柔らかく動くことで体を通じて力を抜くことを伝える。柔らかさの輪が広がっていくといいですね(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪

posted by ゆりか at 12:27| Comment(0) | 日記