代表から「皮膚感覚を養う」というような言葉を最初に聞いたのは腕まわし(中国武術だと推手、散手)の時だったと思う。
視覚ではなく触覚を通じて相手を感じること。触れたところから相手の攻撃意図、力量、方向、タイミングを感じとり、脳を介さず体で対応する。
今現在、代表からカイロプラクティック技術を学んでいる。身内に研修している段階だが、武術とは別の形で人体に触れ続けていると、この皮膚感覚という言葉がよみがえる。
昨日の練習では、崩し技のときに以前とは少し違う皮膚感覚をおぼえた。
人の皮膚は他と自を隔てる壁。でもその壁は、こちらを受け入れてくれる案外柔らかいもののようだ。力を抜き、優しく触れ、お邪魔する。うまくいくと私と人様を隔てる壁が、ほんのすこしだけ薄くなるような気がする。
武術と施術、共に伸びるといいな(^.^)
2018年11月20日
皮膚感覚
posted by ゆりか at 13:43| Comment(0)
| 日記