本日稽古にて。代表から体験させてもらう重さは見た目のさりげなさとは裏腹に、瞬間に爆発的に強力です。
掌に突如、はるか上空から重いものが落下してきたかのような衝撃。
そのときの体の感覚をあえて説明してくれると、
なにもない
だそう。見てると「そうなんだろうなあ」とは思いますが、そう言って去ってゆく代表を切なく見送りながら、弟子仲間と共に軽く絶望します(笑)
ただ、わからないなりに心底「効かせること」を諦めてそうイメージして動くと、初動の伝わり方(重さ)が増すとのこと。
マトリックスでスプーンまげの超能力少年が言っていた
スプーンを曲げようとしたら曲がらない。必要なのはスプーンはないと知ることだよ 。
と通ずる。そういやあの少年も代表と同じスキンヘッド。説得力がある。
実は昨晩自主練習でも、杖がないと思いながら杖の自由舞をしました。いつもより軽やかに、肉体をさわやかに感じた気がします。
この教え、面白いです。
2019年09月08日
なにもない
posted by ゆりか at 18:49| Comment(0)
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