2020年05月07日

ディキンソン

今晩、大林宣彦監督の「時をかける少女」と、1997年に撮られたリメイク(あえての白黒映画)続けて二本を観ました。二本目の映画の中で、アメリカの詩人エミリー・ディキンソンの「百年の後には」という詩が出てきて印象的だったのでご紹介。映画は、同じ筒井康隆原作でもこんなに変わるのか、といい驚きでした。二本とも、映画全体が純粋で静かで品があって、とても素敵です。

百年の後には
その場所を知るひともなく
演じられた苦悩[こころの苦しみ]も
平和に鎮まる

雑草が無遠慮に茂り
見知らぬ訪問客はさまよい歩いて
亡き先人の
孤独な墓碑銘をなぞり読んだ

夏の草原に吹く風が
道[道のり]を回想する――
記憶からこぼれ落ちた鍵を
本能が拾い上げる――
原詩 After a hundred years
以下のブログから転載しました。色々な作家の詩を紹介していて、ディキンソンについても美しい解説が書いてあります。

https://nightinriver-22.hatenablog.com/entry/Emily_Dickinson/After_a_hundred_years


posted by ゆりか at 00:14| Comment(0) | 日記