2020年06月09日

動く範囲

人間の体にはかなりの可動範囲があるので、個人差はあれど動かそうと思えば様々な動きができる。その動きを極限まで引き出して競いあうスポーツもあれば、逆に範囲を限定した中で力を出し抜く考え方もある。

型を学びはじめの頃は、ただただやみくもに体を動かしていた。脱力が身に付きついてくると、全身が自然に連動するのを感じる。感じると、その連動が切れない範囲で動くようになる。成熟するほど、小さな動きでも全身がくまなく連動するようになる。

結果的に、動く範囲はある程度限られてくる。 大きな動きで力を出すのとはまた違う質の力が出る。

体の極限を追究するスポーツを一般に目にする機会が多いので、太極拳レッスンを受けている方々も、はじめの内は「もっと頑張らないといけない」という気持ちが動きに現れる方もいる。なんも全然いいんです。小さく、無理ない動きでいい。違う世界もあるのだと知ってほしい。

やっていくうちに、こちらから見ても「おぉ〜」と感心するほど脱力したいい動きをし始める。何事も価値観は多様なり。動きにも色々な価値観があるのです。好きなものを選べばよい。

午前レッスンは数ヵ月ぶりのみなさんで、なかなかどうして、いい〜動きをされてました。午後レッスンも力抜いてやってきます。最近、思考範囲も行動範囲もすべてにおいて小さく限定している。極楽だなや( ´∀`)
posted by ゆりか at 13:41| Comment(0) | 日記