2020年12月29日

止まる意義

止まる意義を改めて感じる。精神的な話ではなく、体として止まる練習のことだ。これまで脱力によって「自然に動き続ける体」の方にばかり想いが行って、立禅なり前進歩・後退歩のなかでの静止状態を動きの対極ととらえていた。でも完全なる静止が重力との調和をより強くもたらし、全身の通りを強化すると理解すると、動きよりも止まること(立つこと)が先にあり、その延長が動きだと理解できるようになった。言葉では知っていたけど体が理解すると大きく質が変わるもので、本日のレッスンでも太極拳の中での立つ質がまるで変わったために動き方がいつもと全く違った。

これはすごい。代表と空体道が教えてくれたこの気づき、年末年始も大事に育てようと思います。
posted by ゆりか at 18:35| Comment(0) | 日記

脳の排泄力

大分脳みそも体も緩んできた。緩んだ証しは色々なことを飲み込めること。飲み込むことと割りきることは似ていて、飲み込めずに割りきりもできない物事はわだかまり沈殿するが、それがあまりないのを感じる。沈殿の表現だけで生きてきた昔とは別の世界だ。

体も頭も、排泄力・包容力を増している。ひとえに脱力のお陰。

何があろうがなかろうが今、脱力する。その繰り返しで生きる日々は何とも清々しい。

さあレッスンいきますよー!
posted by ゆりか at 13:41| Comment(0) | 日記

2020年12月26日

磨きあげられる体系

空体道についてまた理解を深めることができた。空体道が目指す心身についてはこれまでも繰り返し書いてきた。が、その実現のための練習体系がここまで緻密であることを、今ほど理解できてはいなかった。

代表が度々マイナーチェンジを繰り返しているのは気まぐれなどではなく、高純度な調整なのだ。脱力による統一した体を得るのは、それほど難しい。筋力や身体操作やテクニカルな面からでも向上の道筋はある。が、徹底して脱力による硬質を誰もが体現可能にするため、代表の二十四時間営業の武術脳が模索と試行を繰り返している。その磨きあげの現場にいられるのは有り難く、その作業は神聖ですらある。

さあ、新練習法をやりこみますぞよ。

命を燃やせ〜!←好きな曲の歌詞
posted by ゆりか at 17:31| Comment(0) | 日記

2020年12月24日

軟らかく細くとも

昨晩の稽古では、代表や会員さんからの重さを存分に味わった。脱力した、まとまった体はとてつもなく重い。自分より体重の軽い会員さんから強烈な重さを味わうと精神的にも衝撃は甚大。自分が出来ることと同じかそれ以上に、体格に劣る人の重さの体現は刺さってくる。

まだまだどこかに見た目の硬軟や細さ軽さあるいは経験年数に先入観を抱いているものだ。素直に脱力とまとまりがあれば、各種悪条件をひょいと乗り越える強大な重さが出る。自由な攻防に用いたり、体質化するまでには勿論年数がかかるが、約束のある対練においては嘘みたいなことがたしかに起こる。

なるほどなあ。
posted by ゆりか at 13:16| Comment(0) | 日記

2020年12月23日

回りまくる

今晩の自主練習では、マイナーチェンジされた左右旋回にとり組んできます。より回転力が増すので投げに直結するのがわかります。真っ白な灰になるまで回りまくる所存です。「ちびくろさんぼ」かなんかの絵本では木の周りを回りまくって虎がバターになりましたね。色黒のちびだったので、幼少期は「ちびくろさんぼ」があだ名でした。今は色黒のでかいオバハンです。
posted by ゆりか at 13:02| Comment(0) | 日記