野生回帰

今日公園で寒風立禅をしながら思い出した。子供の頃買っていたシベリアンハスキー犬のマリンとよく近所の公園や牧草地(本当は立ち入り禁止だったらしい)で寝転んだことを。

昔からおしゃべりが得意でなく、悩みがあっても愚痴があってもうまく吐き出して解消できない性分だ。そんなときはマリンとともに公園で野生に返るのが何よりのカタルシスだった。

今は自主練習と稽古で全てが循環し何ら溜め込んでいないせいか、野生に返ること自体を忘れていた。今の住まいが山の近くだから、ももの散歩で近所を歩くだけでも満喫できるせいもあるかな。今年は様々な自然環境で立ち、私の武術向上と同時に野生回帰を図ってみよう。

髭と尻尾生えて四足歩行したりして・・・満月の夜にはムズムズするのよ〜・・・

嘘です。練習参ります！

寒風立禅

レッスン会場前にある寒風吹きすさぶ公園。排雪場なのかまだまだ雪はかなり深い。が、立禅をしたい。なんとか侵入し、平らめなところを見つけて立つ。防風ジャンパーの効果を極限まで試される強風の中、体内に温かく重いまとまりを感じる。そして昨晩よりやや小ぶりなご機嫌な小人がまた足元に登場する。どうやら重さの感覚がまだまとまりきらず揺れて遊び回るような、それを小人と認識しているらしい。なぜかいつもご機嫌だ。

１５分ほどで終えてレッスン会場内で続きをしました。環境変わると感覚も変わり、かなり面白い。そして長目の立禅のあとのレッスンは実に清々しく、調子がいい。

もう少ししたら自主練習開始です。