当会の並行立ち立禅の手の構えは、中国武術では抱式という。大木を抱き瞑想した姿からとられた説もあるし、球を抱える構え(縦にすると抱球という)からもそう言われる。
公園で深く腰を落とした抱式立禅をしていると、レッスン参加者ではないが、近くのレッスン会場の関係で顔見知りの男性が声をかけてくる。
お、先生、男を抱き締める練習かい?と軽口。
男抱き締めるのはすでに得意なので、これは太極拳の立ち方の練習なんですよ、と軽口返し。
でも本当にこの構えは抱くという名前がついてるんですよ、とも加えた。
この名前を知らない方から見ても「抱く」という形に見えるのか、と、時間経過で笑い始めた四頭筋を感じながら考えた。
少しは角がとれた、懐の深い構えになっているのかな。
さ、レッスンです!
2021年08月04日
抱式
posted by ゆりか at 13:45| Comment(0)
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35度か
レッスン先某施設近所の公園で、指導前に立禅をするのが習慣になっている。そこでの様子を見たと、度々目撃談を聞かされる。いやはや、人様を一ミリも意識していない自主練習、特技の恍惚アホ面も披露しているんだろうなぁ。加えて半ば呆れ顔で
先生、あの日のあの時間の気温、35度だったんですよ
と。全然知らなかった・・・単なるアホなのですが、カッコつけるためにこんな話をしました。代表の武術を学び始めた当初、組手や対練で時折痛い目を見ていた。ひとえに技術のなさと不慣れのせいですが、そうした痛みや恐怖はどうすればいいのかと代表に聞いたところ「痛がっている自分、怖がっている自分をただ見つめなさい。そのうち消えるから」と言われた話から、暑さもただそれを見つめていれば囚われなくなる、武術の稽古のせいであまり気にならなかったのかもしれません、と、もっともらしく語ると、純粋な皆さんは深く納得してくれました。困ったときの代表頼みです( *´艸)
先生、あの日のあの時間の気温、35度だったんですよ
と。全然知らなかった・・・単なるアホなのですが、カッコつけるためにこんな話をしました。代表の武術を学び始めた当初、組手や対練で時折痛い目を見ていた。ひとえに技術のなさと不慣れのせいですが、そうした痛みや恐怖はどうすればいいのかと代表に聞いたところ「痛がっている自分、怖がっている自分をただ見つめなさい。そのうち消えるから」と言われた話から、暑さもただそれを見つめていれば囚われなくなる、武術の稽古のせいであまり気にならなかったのかもしれません、と、もっともらしく語ると、純粋な皆さんは深く納得してくれました。困ったときの代表頼みです( *´艸)
posted by ゆりか at 12:01| Comment(0)
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