脱力の初期段階で、打撃がいまいち理解できず困惑した。当時の私の体では「振り回す」イメージしかできなくて、接近戦を主体に学ぶ当会の組手ではより実現が難しく思えたのだ。が、代表からもらう打撃は振り回してないし、至近距離からむちゃくちゃ重いし痛い。
長らく謎だったが、体が変わってきて思うのは、脱力の打撃は振り回すなどの「動き方」にコツがあるのではなく、質感を根本的に変えるのだということ。鞭は、ダランとしているときに触っても痛くなく、ある特定の動きをしたときに威力を発する。が、脱力で緊密になった統一した体から出る重さは、どんな動きをしても、あるいは動かなくても重いし痛い。打撃も避けも、投げも投げられにくさも、全てがそこに集約する。鞭と比較すれば、鉄パイプとかでかい木とか、そういうものかな。その質感の人がなにもしなくとも、当たりにいくと、行った方が痛い。鞭とはそこが違う。
脱力=しなやか、という面ももちろんある。が、しなやかを超えて統一すると、金属やら硬質・高密度な木材やらの質が現れる。それをようやく体で理解し始めている。まだ兆しですけどね。
代表から勉強のために頂戴した、組手では出さない(出すと組手が中断するから)やや強めの突きや掌打や蹴り、あのトラウマは、そういう質の違いから出る重さ。人間の手足から発したとは思えない痛み。自分も質が変わってきたから、前より多少耐えられるかなぁ。気にはなるけど「ちょっと試しに蹴ってください」とは言えないなーー。マジ痛いんだもん(×_×)
2021年09月25日
鞭から金属へ
posted by ゆりか at 19:27| Comment(0)
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低脂肪化
ふと気がつくと、以前より低脂肪な体になっている。顔面もだ。計測したわけではないが、見た目と質感がそう言っている。全身が非常に動きやすい。脱力のある段階までは、だらり、とか、どろん、とか、流体的・鞭的な感覚があり、部位により動くタイミングに差があった。今は同時感、緊密感が出始めてかなり違う。最近現れているこの感じは初めてなので、次のステージに踏み出したということだな。
低脂肪化の理由は、体の質が変わって、練習に限らず何をしても全身が効率よく動くからだと判断した。
にゃるほろ
低脂肪化の理由は、体の質が変わって、練習に限らず何をしても全身が効率よく動くからだと判断した。
にゃるほろ
posted by ゆりか at 11:50| Comment(0)
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