2022年03月23日

組手やるやらない

武術はあまたあれど、組手をやるかやらないかで一つ大きな違いがある。競技試合を主体とした格闘技では組手は当たり前だが、伝統武術ではやらないことが多い。やる側にもやらない側にも目的と理由があって、どちらが正しいとは言えない。

空体道は人間のもつ能力を最大限に引き出し(重さ、立つ力、重力調和)それを護身術として身に付けるために養身法や型や対練や組手をする。

脱力による重さが、型では表現できるが対練では表現できない、対練では使えるが組手では使えない、となると空体道の目的には不十分なので、そのように検証して磨いていく。

武術の目的と練習方法が違えば、言葉で一括りに「武術ではこうだ」と言ったとて、当てはまることも当てはまらないこともあり、その大きな違いを生むのは組手をやるかやらないか、と言える。

どれかひとつの武術を選択し、師のもとを赴いて、きちんとした入会手続きを踏んで稽古を重ねなければ得られなかった情報が今は様々な手段で手にはいる。が、結局のところ自分が学んでいる、追求している武術の目的と手段を理解できていなければどんな情報を得たとて身に付かないと私は思っている。例えればある山を登るのに、たくさんの別の山の入り口を出たり入ったりしては一向に登ってゆけないのと同様に。

内弟子として武術の学び方については散々考えを改めてきた。時間が経つほどに代表の作り上げた武術の精度を思い知るし、有りがたさが増す。

本日もレッスン&自主練習、そして家庭内のあれこれを私なりに誠実に行っている。
posted by ゆりか at 15:14| Comment(0) | 日記