2022年07月09日

護身術も立つことも

武術を学んで護身術を身に付けていく過程で、身を護るために必要な生活の仕方や心がけを考えられるようになる。単純に、すぐ逃げられる、動ける服装でいられることとか、歩く道や出掛ける時間を選ぶとか、イヤホンつけたまま歩かないとか何でもいい。今の自分の生活のなかで改善できるところを考えるようになる。

うちの武術の本質は立つことにあるが、護身術も立つことも、人がどうこうではなく自分がどうあるかを改善する取り組み。悪い人などいない、話せばわかる、という他人本位な思想では身に付かないし、立つことは自分の重さを支えること。他人が介入する余地なく脱力し、真下に落ちる重さで立つ。

力を抜いて立つことも護身術も、いかに生活のなかに入れ込んでいくかが大事。年を重ねるほど若い頃より「人から良く思われたい」という気持ちが薄れたせいで、生活のなかに入れ込んでいくのは容易だ。

必然的に己のありかたに
ナルシシズムが沸いてくる。ナルシシズムは生きる力になる。ああ、ときめきトゥナイト。
posted by ゆりか at 13:57| Comment(0) | 日記