2022年07月18日

しみったれソング

言葉は悪いが時折無性にしみったれソングが聞きたくなる。日頃はビートと低音の強い、薄汚い場所で叫んでいる系の音楽を愛聴しているが、最近はadoの「あいたくて」に続き、平井堅のこちらにどはまり。平井堅と言えば even if が大好きだが、あれに並ぶしみったれぶり。ちなみにしみったれ元祖は五輪真弓だ。

https://youtu.be/ZQTg_whhgIs

またpvの宮沢りえがいい仕事をしている。中年でこの美しさと儚さを備えた人間は実在するとは思えない神々しさで、詞のなかの失う不安をいい感じに後押しする。個人的に、どんなに努力しても得られないもののひとつが儚さだ。しっかりしている、濃い、放出するエネルギーが強い、前向きキング、一緒にいると暑い、頑丈、男前、そういう評価を受けがちな私には儚さの持ち合わせがない。そういう意味でも宮沢りえは稀有で素晴らしい。

色々とご紹介頂いているアーティストやドラマもおもしろく拝聴しているが、取り急ぎしみったれソングを紹介してみた。

posted by ゆりか at 14:17| Comment(0) | 日記

捨てられず

エミネムというラッパーの半自伝的映画「8マイル」でも「いつ夢を捨てればいいんだ」という台詞があるが、私も同じ気持ちを抱いてきた。女で瞬発力に恵まれない、ウェイトトレーニングでは怪我をしやすい私でも強くなりたい、という夢を捨てられず30年生きてきて代表に出会った。

あれから12年経ち、女である、瞬発力、ウェイトトレーニング的筋肉に対するコンプレックスはなくなり、それとは違う武術の質を手にいれつつある。

夢を捨てずにもがいていたら道が見つかった。私の好きなラッパー兼映画、アニメ、本の考察をする長峰大がYouTube動画(カエルの井戸端会議)で8マイルのあの台詞についていいことを言っていた。

夢は捨てずに、いつも現実にぶつかり続ければいればちゃんと道が拓ける

的な。武術で現実に向きあいぶつかり続けるのは苦しい。自分の非力さ未熟さを嫌というほど見せつけられる。でも代表にもいつも現実に向きあい続けずに本当の力は身につかないと諭されてやってきたら今に至れた。

まだまだ未熟ながら、30年生きて得られなかったことを40過ぎて手にしている。これからも現実にぶつかり続け、夢を持ち続ける所存だ。

やるぞー!くーたいどー!おー!
posted by ゆりか at 10:19| Comment(0) | 日記

腰を落とさず

打撃の自由練習を続けていましたが、腰を低く落とさなくても力が抜けた突きができるようになってきました。足を踏み出すか入れ換えて着地するタイミングで足の力を抜いて重さを落としながら打つ、というのを繰り返しているうち、外形を落とさなくても落ちたままでいるようになってきたようです。

足や姿勢を支えるために緊張があると、その緊張に筋力を使ってしまい、打つ威力が減少する。ブレーキをかけてしまっている状態ですね。脱力で突く、投げる、なんらかの威力を出す場合は体を支えるために筋力をできるだけ使わないよう。立つ練習を繰り返して、重さで立てるようになるほど筋緊張を伴わない立ち方ができるので、動きの威力が増す。だから疲れにくいんだろうな。

うむうむ。色々と実感する毎日です。



posted by ゆりか at 08:58| Comment(0) | 日記