2022年08月31日

足裏に

足裏に落ちて乗り切るのは難しく、太極拳を指導していても足を着地した途端に体重移動してしまうのをよく見かける。何故これをしてはいけないかというと、単純に安定した立ち方にならない(養われない)からだが、安定した立ち方ができていないうちは何が安定か不安定かを体がまだ認識できていないので注意がおろそかになるんですな。

重さで安定すると突いたり蹴ったり捻ったり色々な動きをしても下半身は引っ張られない上、安定しつつ連動する。自動微調整しながら動きと協力するのだ。こういう動きは関節をしっかり支えるので健康に年齢を重ねるにも必須事項。

空体道では養身法でこれらを養い、空法では護身術の技のエッセンスを繰り返し身に付ける。

ここのところ要注意なのです。私は型競技で形として片足に乗りきるのを叩き込んだが、あの頃は筋力で保持していた。今ようやく重さが落ちること、ああいう立ち方、歩の進め方が立つ力養成にいかに必要かわかる。
posted by ゆりか at 08:46| Comment(0) | 日記

2022年08月30日

反応できない

動画の代表の重さ。瞬間的に強烈に重いのは勿論、とにかく重さの起こりがわからない。どういう方向の重さがくるか、事前にわかるものでも反応できない。曲がりなりにもある程度の立つ力があるので多少の重さでは崩れない自信があるが、代表のあの瞬間的、起こりがない、徐々にでなく瞬間最大の、しかも中に持続する感じの重さはヤバイです。

体が全体としてずれなくぶれなく動く、柔らかい接触、瞬間的に全力とはそれを意味する。脱力によりそうなるように。

昨日久々に時間がたっぷりあったのでじー子ちゃんと色々なところに行きました。最後は平和の滝を何気なしに訪れたが、駐車場入り口の平和活動で命を落とした女性のデスマスク的な像とかお地蔵さんが雰囲気出しすぎて、びびりながら滝への階段おりたら、おりるごと空間が歪んだように階段と滝が近づいてきて、おばけなのか精霊なのか自然の中のシシガミ的なやつか、なにかへの恐怖がこみあげ、二回チャレンジしましたがどうしても怖くて下まで降りられず。最後は走ってじー子ちゃんのとこへ戻りました。

西野の櫻島でとんこつラーメンたべてコンビニアイス食べてホクホク帰宅。

仕事っす!
posted by ゆりか at 08:40| Comment(0) | 日記

2022年08月28日

代表新動画

代表の新動画がアップされました。

以下、代表のブログからの転載です。

今回の動画は相手との接触した手の柔らかさについてです。

相手との接触点が柔らかければ、柔らかいほど、こちらの全身の重さが相手に伝わり、相手は抵抗することが出来ずに崩れ、投げられてしまいます。

会員さんは参考にしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=dlL0L_3AIok&t=65s



posted by ゆりか at 23:13| Comment(0) | 動画と写真

一体

本日自主練習も基本的なことをこつこつやります。意識的に、けど感覚に囚われず、脱力からぶれないよう。

プロ並の腕前の元走り屋の知り合いから、車の感覚は腰で感じるのだと教えを頂きました。体育館までの道のりを大きく遠回りして峠でトライしてみましたが、腰より腕と掌でハンドルを押さえ込んでいたことに気がつきました。腰で感じるようにすると自然と力が抜ける。

武術に通じる内容ですね。接触点を固めてコントロールしようとする力みは対練でも課題です。車が感じることを腰で感じれば車と一体になるとその方は言い、 代表は投げの際に相手と一体になる意識が全身の脱力に通じると言います。

車と相手と一体となり、いつか重力と一体となるとき、私の人生は一段階、否、数段階上がりますな。

そのためには意識的に丁寧に毎日を生きる、全てにおいてこれに尽きます。

やだあたし。すでにかっこいい。
posted by ゆりか at 17:56| Comment(0) | 日記

2022年08月27日

重さは平等

昨日の太極拳レッスンは落ちる体を養いやすくするため定歩(移動しない)の円転十六式の一部を取り入れました。

重さで立つ、重さで下半身が安定する、重さでバランスをとる、以前よりそうした言葉がしっくりきます。以前代表が話してくれた「重さは誰しも平等にもっている。筋力や体格や運動能力には個人差があるが、重さは平等」

との話がよりジンときます。代表は初めから女が強くなりたいのを否定しなかった。可能性は誰にも平等にあると。その方法論は重さにあると、後に空体道にまとまった。

なぜだかほんのり感傷的な気分です。ジンときます。

レッスン前のじー子ちゃんとのひとときは感動に包まれている。ああん、すてき。
posted by ゆりか at 14:00| Comment(0) | 日記