腕回しとか組手の時、自分より経験の少ない方とするとその人のどこかが止まって見える(感じる)ことがある。胸とか、左腕とか、足とか、思考とか、その止まった瞬間に止まったところに回ったり、そこを軽く攻撃すると、相手が全く反応できないことがある。全く反応していない上、こちらも軽くしか攻撃していないので相手は気づかず次の攻撃に移ったりもするのだが、ああいうのを感じるのも経験がさせてくれるのだなと興味深く思う。
時間制限のある、反射神経を要求される、勝敗がより明確なルールに則った組手をしているときはこういうのはわからなかったんだけど、じっくり相手の技を受けたり導いたりじゃれあっているうちに感じるようになってきた。
あの止まる感じが近いレベルだと全然感じられないし逆にこちらの感知リズムより速いテンポで変化される。代表になると停滞も速度もわからない、ただ沼とか穴とか重機とか災害とかそんな感じなのでよりわからない。
戦闘能力には色々あれど、こういう経験を積み重ねていくほど技とか力だけでないなにか呼吸とか間とかそういうものの把握に繋がるんだろうと思う。おもろい。
2022年12月11日
止まって見える
posted by ゆりか at 08:12| Comment(0)
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