ある病院レッスンにて、嬉しい報告を受けました。数年前、入院中に私の太極拳レッスンを受け、退院してからも熱心にレッスンに参加してくれていた女性。ありがたくも私に憧れ、ある格闘技を始め、太極拳もやりながら格闘技を学び続けていました。何度かの昇級審査を経て、今回指導員資格をとり、初めて単独でセミナー指導をなさった。
女性むけの、同じ病を経験した方々むけの運動セミナー。少し前からこの話を聞いていたので、自分が楽しんでやれるよう、内容は決めすぎず臨機応変に、失敗などあっても必ず次に役立つから気にせずのびのびやることなどをアドバイスさせていただいてました。私が代表から言われてきた内容です。
満面の笑顔からセミナーの大成功は伝わりました。内容を聞くと、私から学んだ脱力やストレッチ他、ミット打ちを通して自己を解放する、格闘技カタルシスが集団で起きたような素敵なものでした。
また別の依頼が入ったと話してくれて、どんどんやったらいいと背中を押しました。
お陰さまですと何度も言うので、いやいや、ご本人の能力が当たり前に開花しただけ。太極拳はきっかけであり、これはあなたの力ですよ。
と繰り返し伝えました。苦しんでいた時期を少し存じ上げているだけに、感動で鳥肌が立ちました。体もしっかりして、まっすぐ立ち、なにより素敵な笑顔。
すばらしいです!
長く指導をすると思い通りにならないことも出てくるかもしれない。それも必ず糧になる。私もそうしてきた。その時もし相談してくれたら全力で応援するつもりです。
2022年12月17日
本来の能力
posted by ゆりか at 08:47| Comment(0)
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