昨晩の太極拳レッスンをしながら思い出していました。
昔、首と肩と腰と足首と膝と手首が痛かったのです。闇雲に自己流のトレーニングをしすぎた結果だと思います。これらが治った挙げ句、昔なら絶対無理だった肉体労働をしても身体を壊さなくなった理由は空体道の教えで理解できるなと。レッスンでも話したがあらためて改善理由を書いてみたい。
頭と腕が背中に乗り、そのまはま足裏へ落ちるようになると肩や首への負担が減る。全身が連動して腕や頭の負荷を支えるから。
腰は立ち方がまっすぐになったことで背中や尻の筋肉が柔軟に働くようになったのと、ゆるんで上半身と下半身がつながって動くようになったから。
膝は、股関節への体重の乗り方に偏りがあったせい。真っ直ぐ落ちるようになると、関節へバランスよく乗れるようになる。足首も同様。
手首は末端までのまとまりが増したせい。
この身体は武術にも健康にも役立つ。武術で有効な動きが必ずしも健康にいいわけではないが、うちの武術はそこが共通しているのでありがたすぎる。
やはり立ち方なんだな。立禅がこれらをすべて叶えてくれる。これらが動いても崩れないようになるには動く型や自由な組手も必要。組手でこの身体でいられるなら、生活の中もこの身体でいられる。無意識に落とし込まれているから。
やはりすごいす