2024年08月31日

休んだ功罪

どこでも木人、多忙につき二日ほどできずにおりました。久々にさきほどしたら、なるほど、やはり体が変わる。

ところが、二日できないことで良いこともありました。毎日筋肉痛とトゥギャザーし続けていますが、どこでも木人ができない2日で、背中の筋肉疲労がやや回復したらしく、より脱力が感じられました。

代表にはあらかじめ了承をもらっていますが、どこでも木人はまだ私のレベルでは若干の力みを伴います。それを抜いてみると、昨日今日はより腕が背中ごとだらんと重く、今朝の太極拳は特に非常にいい重さを感じました。同時に今日は股関節と骨盤のゆるみによる自動調整機能が認識でき、その喜びをレッスンで熱く参加者の皆さんに伝え、共に練習ができました。

今朝のレッスン先の会場は暑さが警戒レベルになっていたのに、私の熱量を無駄にみなさんに押し付けるという迷惑な講師ぶりをいかんなく発揮。

より脱力した状態でどこでも木人ができた気もしますが、これ以上やるとまた過度な力みを伴う懸念もあったのですこし少なめに行いました。

ふむ。よいな。
posted by ゆりか at 00:06| Comment(0) | 日記

2024年08月30日

自己認識

武術の質的習得には徹底した自己認識が不可欠だと考えていました。わたしは強さや戦闘技術よりも質が先にある程度身についてきた方なので、おそらく間違ってはいない。

自分が意識的に無意識的にしていることを逐一省みる。指導されたこと、何度か指導されてしまったことが何故起こっているのか根本原因を考えて自主練習と生活につなげました。

勿論自分で自分をみる、というのは不完全なものです。そんなつもりはなかった、やっているつもりだった、という見落としはかならずある。が、指摘されたとき、自覚するべき状況が起きたとき、小さくてもいいから様々なきっかけでそこを認識できなければ、質はそう変わらない。人間の脳は8割以上昨日と同じことをかんがえている、という説が正しいのなら、残りの2割を発掘し続ける試みなしには人は変われない。

勿論稽古体系が優れているので、ただやっていても長期的に変わってゆく。私ははやく変わりたかったから、こうしてきたんですね。

自己認識するくせをつけているので、ずいぶん変わってきたのもわかります。人に対する反応、態度、言葉、人や出来事からの影響度合いの強弱、あらゆる面で変わりました。それは武術性と直結する。

一般的には前のほうが社交性があったのかもしれない。でもわたしからするとあの時の社交性は自分の器を超えてなんでも手を出す、品のないものだったな。今のほうが一瞬一瞬を大切にできていると思う。

神社祭のお神輿を担ぐ会に参戦することになりそうです。この出会いもまた大切な瞬間の積み重ねでした。

武道をしていたせいか、わりと子供の頃から神社仏閣に親しみのある人生でしたがついに儀式に参加できるのか。感慨深いです。武術に、神事に、自分自身に恥じない自分でいたいです。
posted by ゆりか at 12:46| Comment(0) | 日記

2024年08月28日

跳ね返るけど

昨晩はレッスン先のコンクリートの壁でどこでも木人を練習したのですが、以前にもこの壁を打ったことあるので今の身体との違いがより理解できました。

大きな施設の地下部分なので、建物の基礎となる強固な作りを感じる壁。思いっきり打ったら反動が関節にきていたので、以前は軽く打つことしかできませんでした。もしくは肘で力を逃がしたり、対象物への接触部位以外のところで力が逃げてしまう、変形する感じになっていました。

昨日何気なくけっこう思いっきり打ってみてら、あらまあ、全然なんともない。体も崩れない、腕の形状も崩れない。

跳ね返りは勿論かなりあるのだけど、全身で跳ね返りを吸収するから関節やら体のパーツには全然感じない。

コンクリートの壁だから跳ね返るけど、人体とか、圧が貫ける対象物ならこの威力が全部伝わるのだなと深く頷いていました。

身体は本当に変わるものだ。面白いですね。
posted by ゆりか at 10:37| Comment(0) | 日記

2024年08月27日

避難と補強

順調にどこでも木人を続けております。今日はかなりの雨なので、室内で場所を見つける予定です。

硬いものを打ったり蹴ったりすると、無意識に、自分の手足腕が傷まない部位を使うようにもなりますね。部位鍛錬ではなく、逆に構造上もろいとこは使わない避難訓練です。

柔らかいボディには拳、硬い頭蓋骨には掌をと、代表も指導してくれます。勿論状況により例外はありです。

また少し体つきが変わってきました。どこでも木人の影響もありそうです。全身の繋がり、まとまりの中の弱いところが補強されている感じです。

ウフフ

さて、太極拳レッスンから開始します。
posted by ゆりか at 09:32| Comment(0) | 日記

2024年08月25日

どこでも木人

日課の自主練習に代表が名前をつけてくれました。どこでも木人(もくじん)。木で作った、手足を絡ませたり打ったり蹴ったりできる稽古器具ですが、わたしは公園の鉄の支柱やら、壁やら、木やらあらゆるところでやるので特に器具を要しません。

今晩も仕事終わりに励んできました。

代表が昔よくやっていた稽古方法で、全身の一致した動きと、硬い対象物を打つときの跳ね返りを体のまとまりで吸収することで全身性が高まります。一手一手ときに強めに打ち付けたり押し付けたり引いたりしながら、ながら打つ、ながら蹴る、ながら絡める、という同時感を大事に。

ドラえもんの道具っぽくてちょっとかわいいネーミング。
posted by ゆりか at 23:39| Comment(0) | 日記