2025年03月28日

イマイチなりに

寒暖差アレルギーのせいか、ちと体調がイマイチなのだが練習はする。もともと90歳を超えてもできるような動きが望ましいと代表が話してくれる通り、脱力の動きは楽だから、体調がイマイチでもイマイチなりにやれる。

そのままレッスンにいき、一緒に動きながら長く参加してる人と始めたばかりの人が視界に入る。

長くやっている人ほど力が抜けているのはもちろんで、動きはコンパクトで無理がなくバランスが整っている。やり始めの人ほど角が多い部分的な動きになり、歪みも起きるし重心が狂う。

さて、体調イマイチなりに仕事はするぞ。
posted by ゆりか at 12:41| Comment(0) | 日記

2025年03月27日

ドリフト空法

代表の夢の話、感銘を受けました。そんな夢見たことがない。このまま脱力が深まればどうなるか、すでに潜在意識が知っているということですね。潜在意識からの確信。かっこいいな。あたしもいつか見るかな、そんな夢。

今朝の移動式空法は最後の3つの回転動作をアドリブでその場で行いました。同じ場所をぐるぐるまわる、ドリフト走行のような回転の繰り返し。回転動作はクラシックバレエ時代から苦手でした。ナメクジ体質で体がぐにゃぐにゃしやすかったので、軸が保てなかったのだろうと今は分かる。

今の軸は体の軸というより重さの遠心力求心力による軸なんだろうな。そこに体が合っていればブレない。筋力で回ろうとか筋力でキープしようとすると回転の力とぶつかる。一人で踊るならいいかもしれないけど他人に投げや打撃を加えるなら自分の中でぶつかる回転は効果が薄れる。
posted by ゆりか at 17:23| Comment(0) | 日記

2025年03月24日

自我意識

昨日は終日ゆっくりと過ごした。途中カフェなどで500頁弱の中村文則の長編「あなたが消えた夜に」を9割読み、帰宅して夜中と今朝のレッスン直前で完読。

一人ひとりの人間の心理描写の深さに途中休憩を要するほどの重厚感。

私個人的には、武術を通じて己の内面を解放してきた過程があるので心理モノには強く興味を惹かれる。

肉体的な力みを手放す過程は精神的な気づきがなくてはならなかった。あくまでも個人的にです。みんながみんなそうではないと前置きしつつ。

中村文則によく描かれる主人公のもつ闇は罪悪感、が特徴的。生きていること自体への罪深き思い。理由は小説により様々あれど、その罪悪感から戒めとして苦しい人間関係に身を投じたり自己破壊的な行動をとりがちなのね。それは戒めでもあり、どこかある種快楽も伴うと描いているのが鋭いところ。

ネガティブ性や否定的な言論にはどこか自己陶酔が含まれると私も感じていた。17歳の時の日記にもそう書いている。それは恥ずかしいことなのかもしれないとも思ったものだ。自分可愛さゆえに、人様にネガティブを垂れ流して構ってもらおうとする、承認欲求ですね。

今そういうものから解放されて、ま、一部残っている自覚はあるが、客観的にみてそれはそれでひとつの自己表現なのだとも思う。芸術を生み出す原動力にもなるし、そのような生き方に引き寄せられる別の人間もいて、そういう人間関係が構築されていく。

心身の健康的な生活とは言えないかもしれないが、本人の表現としてそれを選択し続ける権利もあるわけで。

ただ、変わりたいなら変わる方法もある。徹底して修行すること笑
武術でも芸事でも何でも良いが、高度な師匠について死ぬほど修行すると、自我は嫌でも減るし、自分の納得のいく実力もつく。

師から学び尽くすことは自我を一旦脇に置いておかないといけないから、その過程で肥大した自己が縮小するんだな。

これが自分を律するとか、礼儀を知ることとか、孔子や孟子のいう学問することなのだとしたら、これはこれで正しいと思う。

今の若者には情報が溢れすぎて、目指すべき理想とする目上の人間に出会うのは難しいのだろうなと思う。この人には絶対にかなわない、という思いを持ってなにかに没頭すると、自我意識って薄れて楽になるんじゃないかなと。

死ぬほど修行したと言うのは大げさだがわたしも高度な師匠について武術に専心したおかげで変われたと思っている。

この小説を何度も読み直してまた思索を楽しみたいな。すごい小説家だ。
posted by ゆりか at 12:52| Comment(0) | 日記

2025年03月22日

ナメクジ的な

自主練習と家事をして出てまいりました。出勤のテーマソングはインフレイムスです。この湿っぽい地下でがなっているような音と声を聴くと身が引き締まります。

今朝も空法で重い脱力の体をじっくり味わってきました。空法でのこの脱力進化について、代表からも全肯定の言葉を頂きました。

子供の頃から嫌いだった、本能的に拒絶していた体を筋肉で固定する動き、急に強く動く感じ、急に速く動く感じが一切ないので、ものすごく気持ちがいい。本能的にと言って差し支えないと思う。あれは。

前世はナメクジかカタツムリの類だったんだと思う。人間に生まれ変わったとて、固まるのが苦手だったんだな。ナメクジ的な動きのほうが共感する。

以前、今は亡き愛犬と河川敷を散歩中にナメクジと遭遇。ふとナメクジの地面にくっついている側を見たくなって木の枝でひっくり返そうとかなり頑張ったが、結局返すことは叶わなかった。なんだかわからないがすごい力?で地面にはいつくばってるんだなヤツら。もう前世の記憶(ナメクジ時代)がないのでどうなっているのかはわからない。

さて、人間らしく仕事してこよう。
posted by ゆりか at 12:40| Comment(0) | 日記

2025年03月21日

空法でより脱力

うーん、移動式空法での脱力がすごいな。やってると脱力が進むんだよな。今朝のレッスンでは腕振りをやってるときより移動式空法のほうが力抜けるな、と感じていました。それを思い出しすぎて指導中のトークにいつもにはない変な間ができたりしていました。

全身を動かすからなんだろうな。

すごいもんだな。型でより脱力するって。ちょっとこれまでにない感覚です。
posted by ゆりか at 12:44| Comment(0) | 日記