抵抗の想定

なんとなく、こうじゃないんだよなあーと空突きをしていることがある。

一人で対象物なく打つこの感じと、対象物があるときとではなんかちがう。

要するに対象物からくる抵抗力の想定に身構えていることによる変質なんだろうと。そこに力みが発生して思うような重さは伝わらないのだ。

柔らかい対象物には安心して動きを完遂できるが固いものにはそうはいかない。どこかで萎縮する。だから余計に威力は伝わらない。

全ては幻想なのにな。想定した抵抗なんて。己の幻想に自ら乱されるのが人間のサガか。。

代表は昨日こう話してくれた。精神を乗り越えるには肉体を変えるしかない。肉体を変える方法が型の繰り返しだと。型の通り動ければ想定もなにも関係ないのだ。たしかに。

型をやる時間はかぎられている。レッスン前に一度通したが全然足りない。くそぅ。仕事の間も空法のように動こう。

型通り動く

本日の稽古は型の修正を心がけました。自主練習と仕事で筋肉量が増している今、これまでより少し大きく、変幻自在に動く感じの型にしないと、筋肉が動きの硬さを含んでしまう。そこが今の課題。

同じく組手も変幻自在を重視。とはいえ強い相手にそれは難しいので、とにかく空法の型通り動くことを主眼に置く。打撃や投げを食らうことを恐れずに自分が型のように動くこと。相手や結果に囚われず動く意識の練習でもあり、動きとしての練習でもあります。

不思議といつもより恐怖心や警戒心が少なく出来ました。慎重さは武術家として不可欠だが、それが大きすぎると動きも萎縮して十分な効果を発揮できない。

汗だくで終了。今週ちょっと色々あったので、気晴らしに少しジー子（愛車）と音楽ガンガンで遊びに行きました。今晩はジュリアナ時代のテクノシリーズですね。帰宅して鏡の前でジュリアナダンスの振り付けを確認するきまじめさ。はあー、すっきりした。

明日からもがんばるぞい。