2016年11月05日

道シリーズ11

道シリーズ11弾は「決めつけない」です。

これは気持ちの問題でもあるし、それが動きや身体に影響するから肉体の問題でもある。例えばある型の解釈を「こうだ」と決めつけてしまうと、その技の応用可能性は失われる。「以前こうやったらうまくいったから、きっとこうすればいい」と決めつけると、状況に応じる柔軟性が失われる。息を吐く時に打つ、と決めてしまうと、吸った時は打てなくなる。「この格好をしなければ戦えない」と決めつけると、別の格好をした時弱体化する。「若さこそ全て」と決めつけると、歳をとって希望を持てなくなる。「私は出来ない」と決めつけると、絶対できない。「これが正しい」と決めつけると、融通がきかなくなる。

人は心も肉体も常に変化する。人も自分も変化するのだから、関係性も常に変化する。あることについて決めつけてしまうと、変化に鈍感になり、突然思いがけないことに直面しなければならなくなる。

組み手の際、色々課題を持って取り組むのも大切だが「自分がこの技をかけよう」と決めつけると案外決まらない。自由な攻防の中で決められたことをするのは難しい。逐一状況は変化し、その都度そこでかかる技の可能性は変化するからだ。でも逆に「この技を使おうと思うまい」と決めつけると、また不自由なことになる(笑)

心も身体も柔軟に。自分も他人も武術も決めつけないこと。これも練精会の、空体道の根底に流れている思想の一つだと私は感じている。そこがすごく好き(^○^)
posted by ゆりか at 15:30| Comment(0) | 道シリーズ
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