2016年12月14日

道シリーズ34

道シリーズ34弾は、「男女差について」。


高校時代に空手の北海道指定強化選手に選ばれた期間、何度か合宿に参加した。

合宿で打ち込み練習などを混合でやると、寸止めとはいえ体格の大きな男性の飛び込む突きの速さ、勢いはすさまじく、チャウ・シンチーの映画の描写のように顔の肉が風圧でめくれあがるような気分になったものだ。

それ以来大学ではいくつかの道場でお世話になり、そこここで体格の大きい男性の動きを体感したが、痛いほど強く当てられてはいないのに、今でも思い出すと軽い恐怖を感じるほど衝撃的だった。

うちの代表は、性別について非常にフラットな思考をしており(これもまた珍しいのですよ)、私のような「女だから伸びるのは難しい」という先入観を、出会った時から持たない方だった。そこを乗り越えたいと夢見つつも私のなかに根強く刷り込まれた「女性=格闘における劣等種族」という思いを、いつか必ず払拭できると励ましてくれたのも代表だった。

過去には何度も男性から「女の子なんだからほどほどにやればいいじゃないか」と言われ、その度に、性別のせいで彼らと同じ土俵に上がれないさみしさを味わった。

女性が格闘において不利なのは、威力を高めづらいことがその一つとして挙げられる。攻撃にしろ防御にしろ、動きに威力がなければ相手を制することは難しい。

その威力を筋力トレーニングで増強させるのには、私の体質には限界があった。過去は怪我の連続だった。代表の理論による「重さ」を活用することは、そんな私には夢のような喜びだった。

鍛え上げられた筋力に匹敵するほどの重さを使いこなすには相当な努力がいる。でもその道筋は存在する。

その他戦闘技術については、あの柔らかい組手が学ばせてくれる。

そして今取り組んでいる棒術をはじめ、武器術がそこに加わると、威力の点でまた性別の差は減っていく。

男性に勝りたいわけではないけれど、高い壁を乗り越える目安として、そのように考えていくのは夢がある。

非力な人が強さを持ちうるための具体的な道順がきちんとある。

わたしの人生は練精会に救われたのだ。わたしが女に生まれつつ武術にこだわって挫折しながらも生きてきたこれまでの道のりが、全てここにつながっていたのだと、また改めて思う。

ということで小柄な男性や、武術を志す女性たち、私も長い間いろいろありながら頑張っています!みんなでススモー(^o^)/くーたいどー!おー!(^o^)/
posted by ゆりか at 15:05| Comment(0) | 道シリーズ
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