2018年05月18日

もの言わないからこそ

ワンコを飼っている多くの人がやっているとおもうが、ワンコの微妙な表情の変化や態度に人間的思考によるセリフをアテレコする。諸事情により散歩に行くのが遅れると、遠くから、近くから、じっとこちらを見つめ続けるワンコに

早くしてくださいよ、どうなってるんですか、いつもの時間とっくに過ぎてますよ、もういい加減にしてくださいよ、ひどいですよ

という心情を妄想しアテレコした上、ごめんね、これ終わったら行くからね、ストレスでお漏らししないでね

などと勝手に謝罪し会話する。これは犬が人間のような言葉を発しないため、こちら側の感情を投影して脳内で会話を進行させてしまうがゆえ起こる。

空体道の組手においてもたまに似たことが起こる。導く組手の場合、先輩は後輩の動きに合わせて変化する。合わせて合わせてこちらからあえて何もしないでい続けると、相手は自分から「よし、これだ」と仕掛けた技で自滅する。そんなことが起こる。逐一反応していると、どこかでぶつかってくるが、もの言わない(動きとして)相手には無意識に乱されることがあるのだ。あたかもワンコを人間に見立てて思考を想像し、勝手に申し訳なくなっている自分のよう。

今日から空体道講座が始まります。伝えることだけに必死にならず、時に場を感じ、人を感じ、自分を静かにして、空体道の空気自体を共有出来ればと思います。嬉しくて沢山伝えようとし過ぎる自分への戒めです(笑)
posted by ゆりか at 08:25| Comment(0) | 日記
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