方向をなくす
というのは気持ちにも動きにも言えると思う。
私から相手に何かを伝える、という行為には方向がある。
相手に理解してもらう、という思いにも方向がある。
こうした方向がある動きや意識は、大抵うまくいかない。知らず知らずに「こうあるべき枠組み」を作ってしまい、対象をそこに押し込もうとするからだ。強大な体格や筋力や影響力があればそれでもいいが、わたしも含めて普通はそんなものはない。
私からあなたでもなく、あなたから私でもなく、上下でも左右でも前後でもなく動くとき、相手は相手自身の事情により崩れたり、動かされたりする。
代表の力を受けて、また会員さんのうまくいったときの力を受けて、自身の経験を通じてわかる。
明確でわかりやすい動きが効果的だと、一概には言えないのだ。
もっと曖昧模糊でいい。もっと全体でありたい。
そんな思いで今日もレッスンさせていただきやんす。
最近毎日食べ過ぎのため、本日は食物摂取を最小限にしております。食欲も曖昧であれ。
2019年06月04日
方向をなくす
posted by ゆりか at 13:10| Comment(0)
| 日記
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