昨晩太極拳レッスン中にふと、ドングリと竹ヒゴで作ったヤジロベーを思い出した。左右に腕のごとく竹ヒゴを携えたドングリの尻の尖っているところを指の腹に乗せると、絶妙なバランスでゆらゆらしながらも決して落ちない。
太極拳で片足に乗り切り、両手を開くバランスがそう感じたのだ。その瞬間、比類なき恍惚感に満たされる。寸分たがわず「これぞ!」という超バランスなんですな。
太極拳だと倒巻肘のときに恍惚がきやすい。単鞭も来る。八卦掌だと翻身掌、磨身掌、回身掌で、空法だと斜拳、左右旋回、遠心求心、あたりが来やすい。
その恍惚を味わわずにサラッと通過する動きの人を見ると、高級メロンの皮に果肉がたっぷり残ったまま食べ終える人を見るような勿体なさにとらわれる。他人事ながら
ああん、もう、勿体ない(/´△`\)
という思いで指導させていただく。あんま共感されず、軽く笑われるのにも慣れました(。-∀-)
だって気持ちいいんだもーん
2019年10月30日
ヤジロベー
posted by ゆりか at 13:42| Comment(0)
| 日記
この記事へのコメント
コメントを書く