力むとき、私たちの内面は何かに囚われている。相手、結果、周りの目、抵抗、過去の成功、等々だ。全ては思い込みであり、何ら実体のないものなんだけど、自ら作り上げた罠に囚われるんだな。減らしたいなと思いながら稽古を続けてきた。10年経つと、気づけば囚われが減っている。がんじがらめだった自分をよくよく見てきたからこそ、今の軽さがわかる。
今も全くないわけではないが、過去に比すれば段違い。10年ぶりに連絡をくれた友人が、私の思考の変貌に驚いていたのもわかる。
見つめていれば変わるものだ。抗わず無理にどうこうせず見つめていると、消えるものは消えるし、素敵なものに気づける。
今の自分が史上最も好きだ。多分10年後にもそう言っているはず。それなりの武術家になってることは間違いない。
まだまだ力抜ける。囚われをなくせる。今日もそのための一歩。いつでもはじめの一歩だ。
2020年09月29日
見てると消える
posted by ゆりか at 13:42| Comment(0)
| 日記
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