自主練習映像を見てみると、足を止めた打撃のほうが、足を動かしている時より重い。足を動かすと止まっているときよりバランスが崩れるからだろう。勢いやスピードを活用したり、体重をかけるような突き方なら逆に足を動かしているほうが威力が出るのではと想像すると、違いが面白い。
シンプルな打撃にどう威力を出させるのか、各門派の先人達が試行錯誤してきて、様々な型や練習体系が出来上がる。私は目の前で一つの武道の成り立ちと深化を見続けているので、先人達の苦労も想像できる。
一つの突き、蹴り、投げにどう全身全霊の威力が乗るのか、体も精神も養い方には様々な方法がある。
空体道ではとにかく脱力。脱力により本来のバランスがとれ、それが恒常化した体からは、強大な重さが発揮する。脱力あるのみ!
2021年01月20日
突き方の違い
posted by ゆりか at 13:43| Comment(0)
| 日記
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