組手で使う、いわゆるフェイントの概念が変わった。スピード勝負の競技組手時代には拳なりステップなりの瞬間的な動きだしに対しての相手の反射反応の裏をかく方法しか知らなくて、相手のスピードが上回ればフェイントかけたつもりが逆にとられることもあって、有効に使うには至らなかった。
空体道の組手だとフェイントも様々なやり方があり、フェイントのためのフェイントというより相手の動きや意識を読むことで次の動きを変えて結果的にフェイントになることがよくある。
こういう意識を読みあうような組手はスピード勝負だけでは私の場合身に付かなかったから、今なるほどと練習している。
代表には自覚していないタイミングで予知かのように先の動きを読まれて対応されるし、後輩とは逆のこともあり、そういう磨きあいが面白い。こういう察知センサーは護身術に不可欠だし、個人的には日頃の人間関係にも活用している。ああ、この人こういうの嫌がるんだな、逆に好きなんだな、と、慎重に人様を尊重できるようになった。これもまた嬉しい賜物。
あ、今週土日は5週目で稽古はありませんのでお間違えなく!
2022年07月30日
フェイントというか
posted by ゆりか at 13:55| Comment(0)
| 日記
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