2021年02月12日

ふくよかな

このところ忙しく、洗車欲求を満たすことができずにいた。が、愛する車(ひと、と詠む)が汚れている姿を観るのは忍びない。昨日雪が降るなか突如洗車を決行。本当は晴れていないとコーティングがうまく定着しないのだが、応急処置的に。

ピカピカになった愛車たちを晴れた今朝の陽のもとで見ると、なんともふくよかな光沢。

愛する車(ひと、と詠む※私のは女の子ですが)と共に幸せを噛み締めています。

さあレッスンです!
posted by ゆりか at 09:37| Comment(0) | 日記

うれしはずかし打撃法

打撃法の自主練習映像を見て、特に突きの動作の力みが強いと代表から指導を受けました。実はすごく自覚があり、昔の感じと全く違う感じがする突きを、うれしくやりすぎていたのです。ドリカム的に言えば、うれしはずかし朝帰り、ならぬうれしはずかし打ちまくり、なのです。

やはり私の恍惚には過剰を含んでいる。もっと何気なくやらねば。
posted by ゆりか at 09:29| Comment(0) | 日記

2021年02月10日

獏的太極拳

昨日書いた夢枕獏の小説「獅子の門」の中に、主人公の中国武術家が太極拳を演武する描写がある。非常に納得のいく美しい表現だったのでご紹介。少し省略した文章です。

ふいに、ぴんと張りつめた気が、身体の中に満ちた。
満ちたそのときには、身体は動き始めていた。
ゆっくりとした動きであった。
しかし、その動きがいつ始まったのか、始まったその瞬間がわからなかった。
全身が、何かの球体の内部にいるようであった。ゆっくりした動きのなかに、鋭い刃物のようなものが潜んでいる。空気の中にある、耳に聴こえない透明な旋律を、指先が、掌が、肘が、腕が、全身がなぞっているかのようであった。


演武をみて美しいと感想を述べる青年に「完成されたものは何でも美しい」と返すのも小粋。

私くらいの歳の主人公の中国武術家(むちゃくちゃ強くて、性格が飄々としていて良い)が、格闘センスに飛び抜けた若者と次々出合い、次へ展開する第一巻目の終わりらへんの文章でした。
posted by ゆりか at 16:28| Comment(0) | 日記

2021年02月09日

偶然でなくなる

「ソクラテスの弁明」の中にこうあった。人びとは毎日偶然起こる出来事に振り回されて生きている、と。別のくだりには民衆を精神的に「眠っている」と表現していたが、それと同義だと理解している。

武術を学び、今体現できるものの他にも代表から自身の内面や、様々な戦いの具体例について話を聞かせてもらう。その上で、ある一定以上の戦闘技術領域に達した人には、瞬間的な状況把握能力、直感的判断力、情報収集力が備わり、普通の人にとって偶然起こる危険を未然に防ぐことすら可能になるのではと想像する。そうなるまでには尋常でない稽古や修羅場をくぐっているから、経験で磨かれた野性の勘とも言えるだろう。勿論絶対はないので常に危険と隣り合わせだが、そういう領域に深まっている人間は、一般とは違うある深い静かな意識状態に生きているのではないかと想像する。騒々しい精神では、未然の察知は難しい。それが狂気に帰結してダークサイドに落ちる場合もあり、そういうのを格闘漫画や小説や映画でもよく描きますね。

近年流行った漫画「ファブル」なんかはそういう深い静かな意識状態をよく描いていると思います。だからこの漫画が好き。
posted by ゆりか at 18:22| Comment(0) | 日記

獅子の門

KIMG0140.JPG代表の勧めで夢枕獏を読み始め、今は「獅子の門」を読んでいる。漫画「軍鶏」と通ずる面白さがある。夢枕獏は会員さんから借りた「ゆうえんち」という格闘漫画も含めて、武術や路上の戦いを非常にうまく描く。簡潔な文章で攻防がはっきり映像として頭に浮かぶ。戦う人間の精神性や考え方なども、よく取材して書かれているのがわかる。夢枕獏はNHKで話しているのを見たが、人柄も良さそうで好きだ。

ただ、夢枕獏に限らず格闘ものの宿命として必ず女性がひどい目に遭う描写があり、男の獣性の表現のためであり、かつ男性読者サービスと理解しつつも女の私にはちと辛い。もし逆に最強の女戦士の格闘人生を描くとして、こう度々男性を凌辱するシーンは入るだろうか?答えは否。悲しいかな歴史的に女性にはそういう役割がつきまとう。

メンズのスポーツウェアを身にまとい、一般男性並みの体格の中年女性(わたし)を襲いにくる奇特な男はいないと思うが、その時は全力で身を守ります。私になにかあればもっとやばい御大(我が夫様)が出てきてしまうので、相手がかわいそうです。
posted by ゆりか at 17:33| Comment(0) | 日記