
「禅の言葉」永井政之監修、永岡書店
という本を読んでいた。ぱっとページを開くと
「回光返照」えこうへんしょう
という言葉が書いてある。外にばかり向けている目を、自分の内側に向けよう、ということらしい。スマホやネット、テレビや本、もしくは家族や友人、恋人、情報や人間のあふれる世界で、それにとらわれず自分に目を向けるのは難しいものだ。どうしても回りの人や情報からのバイアスがかかった状態で自分を見ることになる。そうすると外部から押し付けられた概念的「標準」や「常識」と比較してものを見るから、自分をダメだとか、あの人よりはいいとか、ドンドン狭い世界に押し込まれることになる。
そうした一切の外部情報をたまには忘れて「今ここにいる自分」を感じてみたとき、そこにはなんの不足も欠乏もないのですな。最近立禅を度々していたから、この感覚がなんとなくわかる。
不安にとらわれそうになったとき、「今この瞬間」に平安である自分を思い出すこと。以前代表から言われたことがある。人はいつか死ぬけれど、「今この瞬間」は生きている。じゃあその今をどう過ごすのか、ですね。
はぁ、また年より臭いことを書いてしまった。もうすこしピチピチキャピキャピしたこと書けないものでしょうかねぇ…無理だなぁ(-_-;)
ということで癒しの一枚。今日は夕方プロレスの映像を見ていたせいか、愛犬をなにげなく抱き締めていたらワンコが咳き込み始め、無意識に強く絞めすぎたかもしれないことを深く反省している私なのでした…ごみんm(__;)m写真では私の腹に乗っかり、大王のようにシモジモ(私)を見下ろしておりますが…