2016年09月08日

密度均一図

1473345372951.jpg力を抜くことを繰り返し繰り返し、重力を感じられるようになったら、今度は全身の密度が均一になるようにする。

腕だけ抜けてる、背中だけ抜けてる、膝だけ抜けてる、でもどこかは詰まっている、力んでいる、というバラバラがあるほど、かえってダメになる(=弱くなる)。弱くなると不安から、また部分的な筋力や自分のもってる強みに頼りたくなる。けどそれをしたら悪循環で次に進めないのです。そこの見極めは慎重にしなくてはならない。

ダメになる、弱くなる過程も十分受けいれ飲み込み、経験し、経てなお抜き続けて、その先に均一さの始まりが待っている。

均一になりつつの段階に入ってもまだまだ力を抜く余地があり、重さは増していく。でもここにくると、流体的な動きはあまり要らなくなる。

少し見誤ると逸れてしまう狭い道の過程に度々何段階かのご褒美的喜びが出てくるが、この密度感はまた喜び度合いが大きい。

自分と近い技術、体格までの相手に対して、大きな動きをせず、体に強い負担を感じず、一部ではなく全身を感じることができ、かつ強めの勁力を発揮できるようになってきたら、密度が増している証。あとはそれを増強させ続け、体格差を超えられる段階をめざすのじゃ・・

絵的な達成感もけっこう大きい図になりました(笑)昔から「つぶつぶ」描くのが好きハート
posted by ゆりか at 23:53| Comment(0) | イラスト

はねかえる図。

1473294337378.jpg力を抜いた体は通りがいい。相手の力は体のなかに留まらず、吸収、分散される。

力を加える側が頑張れば頑張るほど、自分の力は跳ね返り、また対象を失って反対に引きずり込まれることもある。

手応えのない対象に対して自分の状態を保つのはむつかしいのだ。水の上には立てないし、逆に一気に水が押し寄せると立ってられない、そんな感じだ。

組手でこの段階の相手と接すると、なんだかわけわかんない内に制御されてしまう。立つこと自体を制限されるとでもいえる。そうなると防御力も攻撃力も満足に発揮できなくなり、最後は心がポッキリ折れる(笑)
posted by ゆりか at 09:36| Comment(0) | イラスト

2016年09月07日

股関節図。

1473205985263.jpg股関節に乗るの図。

体の左右を股関節に預けることで二本の足にちゃんと乗れる。足裏ばかり意識すると足が力んで居着く場合もあるので、そういうときは股関節や仙骨や丹田などの中心感覚を用いると足の力みがとれやすい。

体幹部の重さもすべてを股関節にゆだねるよう。この状態で腕を挙げると、腕の重さも股関節に感じられ、肩の力みが減るのがわかる。
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2016年09月05日

変えない止まらない図

1473041287593.jpg1473041298485.jpg練精会の教えシリーズ。投げ、崩しを行う際、動き始め、途中、終わりに動きの質を変えてはいけない。力まない勁力の質が継続すると、粘るような、堪えがたい、または起こりのわからない、たとえ途中でわかっても堪えるタイミングの計りにくい動きになる。

また、打撃、関節、投げ崩し、打撃、など、技自体も全てが連環する。
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2016年09月03日

図シリーズ。

1472888357390.jpg1472888374883.jpg1472888385355.jpg足をゆるめる課題にそって自主練習していると、腕が極太&激重くなったり、丹田が膨張してきたり、足運びのスムーズさが増したりと様々な感覚が出てきます。車輪のようにスーっと移動できる実感がある。その図。
posted by ゆりか at 16:42| Comment(0) | イラスト